7月1日(土)と2日(日)の二日間、GLOBE SPECSさんにご協力をいただき『Lesca LUNETIER』と『AHLEM』のtrunk showを開催いたします。
まずは『Lesca LUNETIER』
「French Heritage(フランスの伝承)」。Lesca家は自分たちの活動をそう呼んでいます。
フランスの東南山岳地帯であるジュラ地方は古くから手作業の製造が盛んで、眼鏡作りでもヨーロッパに於ける中核的な地域として発展してきました。ジュラには最新の設備を持つ工場もありますが、その様な機械よりも手早く眼鏡を作り上げてしまう熟練した職人技や、ヴィンテージの眼鏡をそのまま再現できる設備や金型が未だに存在している事などもジュラの貴重な資産です。
20世紀初頭よりこのジュラ地方で眼鏡に携わってきたLesca家は、1964年に自身のブランドであるLesca LUNETIER(レスカ ルネティエ)を立ち上げ、以来ジュラ地方の伝統的な眼鏡製法や、フレンチトラッドなデザインのエッセンスをアップデートさせて行く活動を続けてきました。ジュラに点在する職人達との深い信頼関係があり、過去から受け継いできた役割を大切にしているからこそ出来る事です。これこそが「French Heritage」です。また過去より収集してきたリアルヴィンテージのアーカイブも定期的に紹介しています。
フランスの眼鏡の伝統と魅力的なエッセンスが詰まっているLesca LUNETIERをご紹介します。
お次は『AHLEM』
フランス人で LA を拠点に活動するデザイナー AHLEM。アクネやミュウミュウなどのアパレル経験を経て、機能性とファッショ ン性が共存するアイウエアの世界へ。AHLEMのデザインに対する考え方は20世紀初頭のバウハウスムーブメントに強く影響を受けており、アートを日々の生活の中に溶け込ませることを意図し、決してトレンドに左右されるものでは無い。常にシンプル、快適、そして美しいデザインを目指している。デビュー時のプロトタイプの段階 からパリのコレットのバイヤーに高く評価され、同店の導入が決定。そ の後 LA の名店、フレッド・シーガルや他の有名眼鏡店からも評価され た事から、気に入っていたLAへの移住を決意。シンプルさと美しさ、 機能性を追求し、流行に左右されないデザイン性とさりげなくあしらわ れた繊細なディテールはフランス人である彼女ならではのエスプリとLAのリラックスした雰囲気を併せ持ってる。パリをこよなく愛するAHLEM はパリの建築や人から強くインスピレーションを受けており、モデル名もパ リの通りや地域の名前をつけている。製造はフランスのメガネの生産地として有名な ジュラ地方のオヨナックスの職人により一つ一つ手作業で丁寧に作られている。